オーベルシュタインの犬


おそらく銀英伝の中で一番有名なペット(人形以外)でした。

小説によると、この犬は・・・

オーベルシュタインが新王朝成立より以前に元帥府の前で拾ったダルマチアンの老犬。拾われたというにもかかわらず、柔らかく煮た鳥肉しか食べない、まるで殊勝さがない犬。

台湾や中国にも人気のある銀英伝は、何故か翻訳の質がとっても不安定で、この部分の翻訳は、なんと日本語表記のまま「鳥肉」にしました。

這只老狗雖是被撿回來的流浪狗,了無特殊之處,但卻只吃煮熟的鳥肉。

日本語の「とりにく」は、大凡「鶏肉」に指ししている。表記が「鳥」でも、本当にチョウ類の鳥を意味することが少ない。

例えば焼き鳥、その肉が雀や目白、カラスなどの訳がない。もちろん、飛べない鳥のニワトリのことでした。

しかし、中国語にはきちんと「鳥」と「鶏」の区別があるため、このような粗末な翻訳は、誤解を招く。

よく中国語圏の銀英伝同人サイトに、「軍務尚書の犬は鳥肉がお好き」というコンセプトをもとに二次創作が見られる。しかし、翻訳の錯誤からこちらの同人創作者は、その想像力を間違った方向に走らせてしまう。

その犬に「鳥類」を食わせるため、軍務尚書がどれだけ苦労をしたかを描いたり、またその味を如何に調理したかを想像した。誠におかしいなものだ。

けれど、翻訳が間違いだらけにも関わらず、銀英伝は一時台湾で大きなブームを起こした。おそらく

瑕(きず)はあるが美しさをおおい隠すほどではない

ということかしら。

發表迴響

在下方填入你的資料或按右方圖示以社群網站登入:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / 變更 )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / 變更 )

Facebook照片

You are commenting using your Facebook account. Log Out / 變更 )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / 變更 )

連結到 %s